VANillA MAGAZINE

【社長 Blog】『宝石のプロが伝える大事な話 – ダイヤモンドの情報開示 –』第37回:藤田嗣治とダイヤモンドー②

2022.10.12 #社長のBLOG

 

広島県広島広島市福山福山市のVANillAヴァニラの宝石のプロが伝える大事な話ダイヤモンドの情報開示

宝石のプロが伝える大事な話「 ダイヤモンドの情報開示 」

【 第37回 】

藤田嗣治とダイヤモンドー②


皆さまこんにちは。

 

福山・広島の宝石専門店「ヴァニラ」代表取締役社長

浜田 佳久(はまだ よしひさ)です。

 

私は、父が営んできた宝石屋に生まれ、

幼いころから美しいものや美術品、

そしておしゃれが好きな学生時代を過ごしました。

 

宝石の中では特に、ダイヤモンドと真珠が好きで

これまでの約四十年間のバイヤー経験を通して、

ものの価値や見る目を養って参りました。

 

今回このようなコラムを書かせていただくに至ったのは、

大きな変革期を迎えているダイヤモンド業界の中で、

正しい知識と情報を発信することが、

皆様の間違いのないダイヤモンドの買い方や

選び方につながると考えるからです。


前回から唐突に始めた

藤田嗣治(レオナール藤田)と

ダイヤモンドの関わりについてのお話ですが、

藤田とダイヤとは戦前、戦中、戦後を通して、

日本国内はもとより、ヨーロッパにおいても

非常に大きな関わりがありました。

 

藤田とダイヤの関わりは、

今私が連載しているテーマの

真髄とも言えることなので、

さらに深掘りしていきたいと思います。

 

私が知る藤田の行動遍歴を

端的にまとめますと、

 

① 1913(T2) パリに渡る

② 1921(T10) パリで画家としての地位を盤石なものにする

③ 1933(S8) 2回目の帰国

④ 対戦中、軍命により「戦争画」にも携わる

⑤ 終戦後、戦犯とされる寸前でGHQに救われる

⑥ 1949(S24) パリに向かう

⑦ 1968(S43) 81歳でパリにて没。

 

この藤田の行動の中にダイヤモンドと

切っても切れない関係があるのです。

 

それは先見の明に富む自己防衛法でもあり、

投資という観点から見ても、

先進的な感覚を持ち合わせた行動といえ、

今後の我々にとっても非常に参考になる内容です。

 

藤田の画家としての名声を支えた礎そのものが

ダイヤモンドであったといえるのです。

 

ダイヤモンドを使った奇策とも言える方法について、

次回からさらに深くお伝えしてまいります。


株式会社ハマダ宝石時計店

ジュエリーショップ・VANillA(ヴァニラ)

代表取締役社長 浜田 佳久

 

広島県広島広島市福山福山市のVANillAヴァニラの代表取締役社長

 

1949年生まれ。福山市、広島市に店舗を構え、今年で創業73周年を迎える宝石専門店の代表。

約40年もの間、ダイヤモンド、色石、真珠など、数々の宝石のバイヤーとして多くの目利き

をしてきた経験と審美眼を持つ。

 


【 メディア情報 】

 

◆ 今回のコラムは、2022年2月1日に発行された

広島圏の情報誌

 「 経済リポート・1760号 」に掲載されました。

 

◆ RCCテレビ「 イマなまっ!」にて、

ヴァニラが出演・紹介されました♪

 


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