【社長 Blog】『宝石のプロが伝える大事な話 – ダイヤモンドの情報開示 –』第39回:藤田嗣治とダイヤモンドー④
宝石のプロが伝える大事な話「 ダイヤモンドの情報開示 」
【 第39回 】
藤田嗣治とダイヤモンドー④
皆さまこんにちは。
福山・広島の宝石専門店「ヴァニラ」代表取締役社長
浜田 佳久(はまだ よしひさ)です。
私は、父が営んできた宝石屋に生まれ、
幼いころから美しいものや美術品、
そしておしゃれが好きな学生時代を過ごしました。
宝石の中では特に、ダイヤモンドと真珠が好きで
これまでの約四十年間のバイヤー経験を通して、
ものの価値や見る目を養って参りました。
今回このようなコラムを書かせていただくに至ったのは、
大きな変革期を迎えているダイヤモンド業界の中で、
正しい知識と情報を発信することが、
皆様の間違いのないダイヤモンドの買い方や
選び方につながると考えるからです。
藤田画伯がダイヤモンドを
使って講じた奇策とは?
との内容に入るべきところでは
ありますが、世界中の人々が今、
心を痛めているウクライナでの
戦争状況について触れておきたいと思います。
悲惨なニュースが日々報道されている中、
毎日何千、何万人のウクライナ人の人々が
身の安全のために隣国ポーランドなどに
戦争難民として命からがら逃げ移っている
現状を皆様も見聞きしておられると思います。
ウクライナでの惨状は我々如きが
論ずるべき内容ではないことは
重々承知しておりますし、
この現実と私の祖業との関わりを
今回取り上げるべきことか否かについて、
ご批判もおありだとは思いますが、
あえてお話しするのは
密接なつながりがあるからです。
スーツケースひとつの着の身着のままで
難民移動された方々に、
各国のボランティアが各地で温かい
サポートを行なっておられる状況も
テレビを通じて配信されております。
過去の第一次大戦、第二次大戦、
幾多の内戦や紛争においても
戦争難民の苦境は繰り返されて来ました。
以前、戦時の逃避行のことを
お伝えしましたが、あの難民たちの
スーツケースの中には一体何が
入っているのでしょうか。
さしあたっての生活用品、
大切な思い出の品などあまたある中、
あの極限下で人々は何を携えて新しい地へ
脱出して行こうとするのか。
新生活の不安に苛まれながら
最低限必要なものの選択を
迫られたとき何を選ぶのか、
改めて考えてみる必要が
あるのではないでしょうか。
株式会社ハマダ宝石時計店
ジュエリーショップ・VANillA(ヴァニラ)
代表取締役社長 浜田 佳久
1949年生まれ。福山市、広島市に店舗を構え、今年で創業73周年を迎える宝石専門店の代表。
約40年もの間、ダイヤモンド、色石、真珠など、数々の宝石のバイヤーとして多くの目利き
をしてきた経験と審美眼を持つ。
【 メディア情報 】
◆ 今回のコラムは、2022年4月1日に発行された
広島圏の情報誌
「 経済リポート・1766号 」に掲載されました。
◆ RCCテレビ「 イマなまっ!」にて、
ヴァニラが出演・紹介されました♪
■ Christie’s(クリスティーズ)取引登録店
■ Sotheby’s(サザビーズ)取引登録店
■ 相続診断士提携店
■ ヴァニラ福山本店
〒 721 – 0973
広島県福山市南蔵王町 2 丁目 10 – 17
営業時間 . 11:00 〜 19:30
定休日 . 火曜日
■ ヴァニラ広島店
〒 730 – 0036
広島県広島市中区袋町 8 – 10
営業時間 . 11:00 〜 19:30
定休日 . 火曜日