VANillA MAGAZINE

【社長 Blog】『宝石のプロが伝える大事な話 – ダイヤモンドの情報開示 –』第40回:藤田嗣治とダイヤモンドー⑤

2022.11.16 #社長のBLOG

広島県広島広島市福山福山市のVANillAヴァニラの宝石のプロが伝える大事な話ダイヤモンドの情報開示

宝石のプロが伝える大事な話「 ダイヤモンドの情報開示 」

【 第40回 】

藤田嗣治とダイヤモンドー⑤


皆さまこんにちは。

 

福山・広島の宝石専門店「ヴァニラ」代表取締役社長

浜田 佳久(はまだ よしひさ)です。

 

私は、父が営んできた宝石屋に生まれ、

幼いころから美しいものや美術品、

そしておしゃれが好きな学生時代を過ごしました。

 

宝石の中では特に、ダイヤモンドと真珠が好きで

これまでの約四十年間のバイヤー経験を通して、

ものの価値や見る目を養って参りました。

 

今回このようなコラムを書かせていただくに至ったのは、

大きな変革期を迎えているダイヤモンド業界の中で、

正しい知識と情報を発信することが、

皆様の間違いのないダイヤモンドの買い方や

選び方につながると考えるからです。


藤田画伯によるダイヤモンドの奇策の

核心に入るべき折に、

ロシアによるウクライナ侵攻という

悲惨なニュースが入り、

私も改めて戦時の生活の糧について

考えさせられることとなりました。

 

画伯も第一次、第二次世界大戦のさなか、

同様の状況から生き延びる術を彼なりに

見つけ出していきました。

 

80〜90年前と同じ惨劇が

現代のウクライナに起こり、

隣国などへと避難している戦争難民も、

時代は違いますが思いは昔と

同じではないかと思われます。

 

前回、難民のスーツケースの中には、

生活必需品の次に大切なものとして、

何が入っているのか想像してみて

くださいと書きました。

 

避難先で生活の糧になるのは、

小さく、軽く、換金しやすい高価なものです。

 

この三拍子揃ったものは何か。

 

平和ぼけした我々現代人が

これまで考えもしなかったような

惨状に直面したとき、

どのように地震や家族の生命をつなぐ糧を

守っていけるのか考えてみる必要があります。

 

この答えの一つとして、

藤田画伯が自身の感性で

見つけ出して実践した方法が挙げられます。

 

戦後のヨーロッパを生き抜いて

画家としての名声を獲得した

所以とも思われます。

 

この問いに「金の延べ板」を挙げる方も

多いのですが、金は小さく高価で

換金はしやすいものの相当重く、

持ち運びには向いていません。

 

こうしてみると三拍子揃ったものが

限られてくるのがおわかりでしょう。

有事の差し迫った状況と照らし合わせて、

一度考えてみてはいかがでしょうか。


株式会社ハマダ宝石時計店

ジュエリーショップ・VANillA(ヴァニラ)

代表取締役社長 浜田 佳久

 

広島県広島広島市福山福山市のVANillAヴァニラの代表取締役社長

 

1949年生まれ。福山市、広島市に店舗を構え、今年で創業72周年を迎える宝石専門店の代表。

約40年もの間、ダイヤモンド、色石、真珠など、数々の宝石のバイヤーとして多くの目利き

をしてきた経験と審美眼を持つ。

 


【 メディア情報 】

 

◆ 今回のコラムは、2022年5月1日に発行された

広島圏の情報誌

 「 経済リポート・1769号 」に掲載されました。

 

◆ RCCテレビ「 イマなまっ!」にて、

ヴァニラが出演・紹介されました♪

 


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