【社長 Blog】『宝石のプロが伝える大事な話 – ダイヤモンドの情報開示 –』第48回:為替相場とダイヤモンドー①
宝石のプロが伝える大事な話「 ダイヤモンドの情報開示 」
【 第48回 】
為替相場とダイヤモンドー①
皆さまこんにちは。
福山・広島の宝石専門店「ヴァニラ」代表取締役社長
浜田 佳久(はまだ よしひさ)です。
私は、父が営んできた宝石屋に生まれ、
幼いころから美しいものや美術品、
そしておしゃれが好きな学生時代を過ごしました。
宝石の中では特に、ダイヤモンドと真珠が好きで
これまでの約四十年間のバイヤー経験を通して、
ものの価値や見る目を養って参りました。
今回このようなコラムを書かせていただくに至ったのは、
大きな変革期を迎えているダイヤモンド業界の中で、
正しい知識と情報を発信することが、
皆様の間違いのないダイヤモンドの買い方や
選び方につながると考えるからです。
前回のブログは
2022年11月11日前後に
書き終えていたのですが、
そのときの円/ドルレートは
150円前後で、
年頭に比べ28%ほども
円安に傾いていますと
書き上げておりました。
ところが11月13日の
10月分の米国CPIの発表後、
急速に円高に流れ、
140円〜130円台の円高に振れたため、
急遽その数字を修正しました。
この原稿を書いているのは
12月13日の夕方ですが、
今夜くしくも米国CPIの
11月分の発表があります。
内容によっては
どちらかに大きく動くかに思われます。
いずれにせよ
2022年1年間は円/ドルレートは
20%〜28%ほどの円安に
なったのは事実です。
皆様も周知のように
身近な食料品から始まって、
ほぼすべての品々が
年一度のみならず二度も
値上げラッシュとなった一年でした。
金相場においても
8900円台という過去最高値をつけ、
その近辺を推移しております。
この金価格の高騰にも
円安が深く関わっております。
我々宝石業界も、
ほぼ全てに近い原材料の品々が
輸入品から始まっていますので、
この為替変動の影響をもろに受けております。
したがって今年一年で進んだ
20%〜28%の円安が、
大なり小なり今の商品に
反映されているのは事実と
言わざるを得ません。
この現実からスタートさせていただきます。
株式会社ハマダ宝石時計店
ジュエリーショップ・VANillA(ヴァニラ)
代表取締役社長 浜田 佳久
1949年生まれ。福山市、広島市に店舗を構え、今年で創業74周年を迎える宝石専門店の代表。
約40年もの間、ダイヤモンド、色石、真珠など、数々の宝石のバイヤーとして多くの目利き
をしてきた経験と審美眼を持つ。
【 メディア情報 】
◆ 今回のコラムは、2023年1月1日に発行された
広島圏の情報誌
「 経済リポート・1793号 」に掲載されました。
◆ RCCテレビ「 イマなまっ!」にて、
ヴァニラが出演・紹介されました♪
■ Christie’s(クリスティーズ)取引登録店
■ Sotheby’s(サザビーズ)取引登録店
■ 相続診断士提携店
■ ヴァニラ福山本店
〒 721 – 0973
広島県福山市南蔵王町 2 丁目 10 – 17
営業時間 . 11:00 〜 19:30
定休日 . 火曜日
■ ヴァニラ広島店
〒 730 – 0036
広島県広島市中区袋町 8 – 10
営業時間 . 11:00 〜 19:30
定休日 . 火曜日